津軽三十三観音霊場をゆく
 
2017920

一番札所は久渡寺である。
この久渡寺のある山(久渡寺山)は故郷の山でもあるので、私も何度か登っている。
さらに、私の母校の「弘前南高等学校」はこの山の麓にあるのだ。
高校の行事で、毎年、高校のグランドから久渡寺の入り口までのマラソンがあったのだ。
そんな懐かしさ浸りながら久渡寺バス停にやってきた。ここに駐車場がある。
駐車場の突き当りに久渡寺の参道入り口があって、鬱蒼とした杉林の中に石段が続いいる。
この急な石段を息を切らせて登ってゆくと、途中には石仏を祀った小さなお堂などがあった。


 久渡寺境内

石段を登り終えたところに、赤いお堂が建っていて、その前には「南無観音菩薩」とかかれた幟が数本立っている。
お堂の扁額は「聖観音」と書かれていた。
ここで読経をする。
参拝を終えたところで、あたりを散策する。
赤いお堂の後ろには、すさまじい数の観音石仏が立ち並んでいた。圧巻である。
ここから少しいったところに展望台があって、津軽平野を見渡すことができた。これが「新国見台」であるらしい。
観音堂に引き返すと、お堂の左に白くぬられた観音像がたっていて、簡単な屋根がかけられている。この魔には納め札が張り出されていた。
ここから林の中を歩いて、お寺の本堂にいって、ここで御朱印をもらった。
この帰りに、わが母校「弘前南高校」に寄った。
私は南高校の4期生で、私が入学したときにはじめて卒業生を送り出したのだ。校舎は新しかったのだが、すごい安普請で、いたるところがボロボロしていたのだ。
ところが、今回行ってみたら、素晴らしい校舎に生まれ変わっていた。驚いた。


 久渡寺について
久渡寺(くどじ)は、青森県弘前市坂元に所在する真言宗智山派寺院。山号は護国山。院号は観音院。
津軽三十三観音霊場第1番札所で、最勝院や百沢寺(現 求聞寺)、橋雲寺、国上寺とともに津軽真言五山の一つでもある。
本尊は円仁(慈覚大師)の作とされる聖観音。
もとの最勝院末寺である。
また、王志羅講(大白羅講)や円山応挙作と伝わる幽霊画でも著名。

BACK 津軽三十三観音巡礼について

NEXT 第二番札所 多賀神社





総合TOP My日本の山  My日本の道  日本の旅  自己紹介



メール
メール

kudougao@yahoo.co.jp







inserted by FC2 system