■真言宗豊山派 ■開基/恵明上人
■御本尊/釈迦如来
本堂は文明14年(1482)に建立されたもので、本瓦葺き、寄棟造り。重要文化財に指定されている。また、京都の六波羅密寺とここにしかない空也上人像があり、重要文化財。
     ■48番西林寺から 3.1km
     ■愛媛県松山市鷹子町1198
     ■TEL 089-975-1730


BACK 48番 西林寺


4月30日(28日目)

西林寺からは
40号線をまっすぐに進んで、伊予鉄道の鷹の子駅にぶつかる。わたしがこのルートをとったのは温泉に入るためなのだ。たかの子温泉があるのだ。ところがやっと探し出してのに、この温泉は10時から15時まで清掃のために休みなのだそうだ。温泉はあきらめるしかなかった。
ここから49番札所浄土寺はすぐ近くのはずである。
案内に従って歩いて行くと県道を信号で渡るのだが、その信号がまったく変わらない。場タンがあるのかと思ったらそれもなくて、3分以上も待たされたような気がした。この正面が浄土寺である。
立派な仁王門が迎えてくれる。でも仁王像は見えなかった。門をくぐって境内に入るとちょっと長めの石段があって、その上に本堂がたっている。本堂の右にあるのが大師堂である。
本堂とその中に収められて空也上人像は国の重要文化財である。空也上人像は杖を着いた姿で、口から化仏6体を吐き出しているものである。これは空也上人が南無阿弥陀仏を唱えるとその6文字が仏に変じたということを表しているのだ。ただ、私はこれと同じ形の仏像が京都の六波羅密寺にあったと記憶している。
この浄土寺から次の札所繁多寺までは1.5kmほどである。


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細い路地の奥に浄土寺がある


浄土寺大師堂


浄土寺参拝




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