3月28日(12日目) 五台山からは登ってきた方角とは反対側に下って行く。 かなり急な道をジグザグに下って、民家が密集する町中に着く。そこからは下田川に沿って東に歩いて行く。雨の中を傘を差して歩いて行った。 広い県道にぶつかって右折し、しばらく行くと大きな池の畔に出た。石土池である。ここから32番札所は近い。 もうすぐだと思って歩いて行くと、行く手に山がある。その山の上に、お堂の屋根らしきものが見えて、まさかと思ったが、禅師峰寺も山の上にあるのだった。 車道から分かれて遍路道を急登する。 400mほど山道を登らなければいけなかった。疲れた。 禅師峰寺に納経して、ふと見るとすばらしい展望が広がっていた。これから行く浦戸大橋と桂浜が見えた。 来た道を引き返す。