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5月14日(42日目)
ベンチで眠って、3時30分の便に乗った。2時間で和歌山に着くのだ。
空が明るくなってきて、和歌山には5時半に着く。長い通路を歩いて行くと南海線の改札がある。
南海線で高野山に向かうのだが、これがめちゃくちゃに遠い。地図で調べてみると、南海線はまず大阪まで戻って、それから引き返す感じで高野山に向かうのだ。
始発の電車で和歌山市に向かい、ここで大阪なんば行きに乗り換える。6時8分発の便は特急である。有料かと思ったら、自由席ならただなのだそうだ。
なんばの2駅手前の天下茶屋で乗り換える。
南海線高野山の終点は極楽橋という。急行に乗った。
極楽橋ではケーブルカーに乗り換えて、高野山駅に着く。さらにバスに乗って金剛峯寺に向かった。
高野山は観光客がいっぱいである。考えてみたら、今日は土曜日であった。曜日の感覚がまったくなくなっていた。
金剛峯寺の本堂は観光客であふれていて、その喧騒の中でお経をあげた。納経所はこの本堂の中にあって、靴を脱いであがる。
墨で書かれた文字は「遍照金剛」であった。四国の札所では御本尊の名前が書かれるのだが…。
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南海電車でまず、なんばへ
ケーブルカーで高野山へ登る
ケーブルカー高野山駅
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