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5月4日(32日目)
国道11号線を歩いて53番吉祥寺へ向かう。すぐにJRの小松駅があった。
札所間はわずか1.5kmなのですぐである。
お寺の名前から本尊は吉祥天かと思ったら、そうではなくて毘沙門天なののだ。
国道から左に入ると、「四国第六十三番 七福神の寺 吉祥寺」と刻まれた石柱がたっている。 境内に入るとすぐ左、大きく枝を広げた木の前に大師像と弁天像がたっている。
この弁天像は「くぐり吉祥天女」といって、この下をくぐると願いがかなうのだそうだ。ちなみに、ご本尊の毘沙門天の妃が吉祥天女である。
この左横には岩に丸い穴が開いた成就石がある。四国八十八箇所遍路が成就するというものなのだろうか。
この弁天や大師像の正面にたっているのが本堂である。本堂への参道のひだりに大師堂がある。本堂に比べると、大師堂はひどく小さく感じた。
国道から入ったので気がつかなかったが、本堂の前を下るとそこにはちゃんと寺門があった。門の前、両側には石灯籠がたっていて、道には車止めなのだろうか、石の象が二つ置かれていた。
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