■真言宗豊山派 ■開基/行基
■御本尊/薬師如来
現在の本堂は天明5年(1785)に再建されたもので、隣の大師堂も歴史を感じさせるものである。この寺付近は遍路の元祖といわれる衛門三郎の故郷である。
     ■第45番札所 岩屋寺から 26.1km
     ■愛媛県松山市浄瑠璃町282
     ■TEL 089-963-0279


BACK 45番 岩屋寺


430日(28日目)

6時に出発。昨夜はここの主人は帰ってきた気配がない。一宿の恩義があるけど(1000円払ったからそうでもないか)、ハッタリばかりのこういう人間はどうしても好きになれない。
今日はいよいよ松山市内に入るのだ。
国道を少し戻って遍路道に入る。放し飼いの犬が吠えていた。犬の放し飼いは止めて欲しい。
すぐに急な下りになって、樹林の中を下る。山道の長い下りであった。
40分ほど歩いてようやく人里に出る。
田んぼの中の曲がりくねった車道を緩やかに下って行くと
くとお堂がある。そして道を挟んで大きな岩があった。これが網掛石で、よく見ると岩には網の目の模様が刻まれていた。720分になっていた。
お堂の前に水が引かれていたので、ここで歯を磨いて顔を洗って、さっぱりした。
さらに集落の中を緩やかに下って行く。左に川が流れていて、その土手を行くのが遍路道のようなのだが、めんどうなのでそのまま車道を歩いた。
橋を渡って少し行くと辻塀があって、そこに石段がある。これが46番札所の浄瑠璃寺であった。このお寺に山門はないのだ。
時間は
8時を少し過ぎた頃であった。


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三坂峠の観音堂


集落を下って行く


網掛石





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