坂東三十三ヶ所巡礼.






 龍正院参拝
仁王門


本堂


本堂


境内の摂社

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2011年6月7日

佐原からは国道
356号線を西に向かって走ってゆく。坂東28番札所の龍正院に着いたのは9時を少し過ぎたころであった。歩くこといっさいなしの門前の駐車場に乗り付けてしまった。巡礼なんだから、少しは歩かなければ…とはおもうのだが…。
龍正院の前には関東ふれあいの道の案内板がたっていた。私はこの首都圏自然歩道を踏破したいと思っているのだが、茨城と千葉の県境まで来たところで、ずうっと中断している。いつか再開したいと思っているのだ。
駐車場の横には大きな宝篋印塔がいくつも並んでいた。成田市の指定文化財である。
参道を進むと、茅葺のりっぱな仁王門がある。室町中期のもので、今は重要文化財だったが大正には国宝に指定されていたのだ。門には出雲大社のような大きな注連縄が張られていた。
仁王門をくぐると、正面には朱塗りの本堂。元禄11年(1698)されたものである。読経したあとで上を見上げると、天井には一対の極彩色の天女の絵があった。
参拝を終えたあっと、境内を散策する。
根元付近から二つに分かれた「夫婦松」があって、その横に芭蕉の句碑があった。

 観音の いらか見やりつ 華の雲

さらに享保3年(1718)鋳造の銅造の宝篋印塔があった。
最期にぼけ封じという道祖神に手をあわせて、龍正院をあとにした。




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●宗派/天台宗 ●本尊/十一面観音菩薩 ●開基/慈覚大師





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